一般に歯科でインプラントといえば 人工歯根を意味しています。人工歯根とはいえ、歯槽骨内でしっかり固定されるところから「第二の永久歯」とも呼ばれています。処置は歯が抜けたところに、金属の土台を入れ、そのうえに被せものを取り付けて固定するもの。 入れ歯を入れることができない人や、どうしても入れ歯に慣れられない人、ものが食べにくい人、ブリッジなどで健康な歯を削るのが嫌、という人に向いています。
 治療期間が短い
ITIはSLAという優れた表面構造を持ち、手術後最短6週間で治癒が完了します。その他のインプラントでは3ヶ月~6ヶ月の治癒期間が必要となります。
 骨に強固に結合する
SLAは骨との結合強度が大変強いので、丈夫で安定しているといえます。
 基本的には1回の手術でできる
1回法(1回の手術で終わらせることが出来る)の代表的なインプラントがITIです。患者様の負担が少なく、治療期間の短縮にもなります。他のインプラントでは2回法が基本です。(ただし、ITIであっても歯肉の形が重要な前歯部や骨移植が必要な場合などは2回法となります。
 歯を抜いてすぐ使える
ITIには歯を抜いた後の穴(抜歯窩)に合うように設計されたTEインプラントがあります。抜歯と同時、もしくは抜歯後早期(8週程度)に埋入できます。
メリットの大きいインプラントですが、処置は決して短期間にできるものではありません。 1回の手術で行うITIや、2回手術するブローネンマルクなど、処置の仕方によって、 期間は違いますが骨の質が良かった場合でも骨に固定されるまで6週間程度かかります。
歯の欠損部の検査、レントゲン診査、模型によるかみ合わせの検査を行い、インプラントの入れる位置と本数を決めます。
予定された位置に、専用の機械でインプラントを入れます。
インプラントが骨にくっつくまで約6週間この状態で安静にします。
*骨の状態など、様々な条件により異なります。
型どりしてかぶせものをつくります。
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